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いまさら聞けないサルサ用語編|サルサの曲でよ〜く耳にするあの言葉編

A

  • Azucar アスーカル本来は砂糖という意味だが、2003年に亡くなったサルサ界最高の歌手セリア・クルースが演奏中に「アスーカル!!」とかけ声で使ってからサルサのライブでのお決まりのかけ声となる。ご存知のとおり、キューバは砂糖をたくさん生産している国。「アスーカル!!」というかけ声はキューバやサルサを象徴する濃厚な甘さをイメージしている。
  • Amor アモールズバリ"愛"。ラテンには絶対に欠かせられない最重要なスペイン語。とにかくサルサの歌詞にたくさん出てくるので要チェック。ミ・アモール(mi amor)は「私の恋人」となり、アツーいカップルの間では、相手を呼びかけるときにひんぱんに使われる言葉。

B

  • Bailar バイラール踊る。ちなみにダンスはバイレ(baile)。
  • Barrio バリオハーレム、下町、ゲットー。サルサはニューヨークのバリオから生まれた。レゲトンで大ブレイク中のダディ・ヤンキーのアルバム『ガソリーナ』の原題は『バリオ・フィーノ(barrio fino)』だが、「裏切りの街」と訳されている。

C

  • Corazon コラソン心、愛情。恋愛の歌にひんぱんに使われる。恋人に「ミ・コラソン (mi corazon)」と呼びかけることも。ちなみに恋人への呼びかけに使える言葉はたくさんあり、「ミ・カリーニョ (mi cariño)=私の優しいあなた」、「ミ・シエロ (mi cielo)=私の空」、「ミ・ビーダ (mi vida)=私の命」などヴァリエーション豊か。日本語にするとおかしいけれど、みんな本気で使っています。

G

  • Gozar ゴサール楽しむ。「ア・ゴサール!」(楽しもう!!)など、サルサのライブなどの時に歌詞の合間に歌手がかけ声を入れたりする。「楽しもう!」と言いたい時は「バモス・ア・ゴサール! (Vamos a gozar!)」。「グアラチャール (guarachar)」、「ディスフルタール (disfrutar)」、「ディベルティール (diverter)」なども"楽しむ"という意味で使える。

M

  • Muy bien! ムイ・ビエンベリー・グッド!イイ演奏やダンスを観た時に叫ぼう。ラティーノは何をしてもすぐに「ムイ・ビエン!」と褒めてくれる。のせてくれるのが上手い人たちです。

O

  • Otra! オトラ!別の、という意味だが、ライブではアンコール!という意味。ライブが終わったら手拍子しながら「オートラ、オートラ!」と叫びましょう。

R

  • Rico リコおいしい(リッチな)。「ケ・リコ!(Que rico!)」と言えば、「何て素敵な!」というような意味。「サブロッソ」と似ているが、こちらの方がちょっといやらしい意味にも使える...かも。

S

  • Sabor サボール味わい、趣。「この曲にはサボールがある」などと使える。ちなみにサブロッソ(sabroso)という言葉は「おいしい」から転じて「楽しい、イケてる!」というニュアンス。食べ物がおいしい時に使えるのはもちろん、かわいい女の子、イケてる音楽などいろいろなシチュエーションで使える。
  • Sentimiento センティミエント情感、気持ち。ゆったりしたサルサ・ロマンティカにはセンティミエントが溢れています。ラテン音楽には「アモール・イ・センティミエント(amor y sentimiento)=愛と情感」がこもっている、とよく言われる。

V

  • Vamos a〜 バモス・ア〜さあ、〜しよう!英語のLet'sと同じように使える。「さあ、踊ろう!」は「バモス・ア・バイラール! (Vamos a bailar!)」

Vol.202 冬号 2017年02月号

120vol202.pdf 【表紙】オルケスタ・デル・ソル&オルケスタ・デ・ラ・ルス 【特集】2017今年はどんな一年に?エリック・フクサキ(ボーカル) /鈴木千恵(バイブ)/コンフント・ソブリオ(リーダー坂田) / Julian El PILLO(ボーカル) / SAKURA(パーカッショニスト) / SHIBU(ボーカル)/ 石川勇人(パーカッション) / ダーリン・saeko(ダンサー、キュ...